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イノシシやサルの被害件数と人口は反比例する。国会が始まる、地方選挙も始まる

今日は、米子市内で今年の地方選挙の「勝利のつどい」(日本共産党鳥取県西部地区委員会主催)が開かれ参加しました。
先ずは、昨年末の総選挙の比例中国ブロックで当選した大平喜信衆院議員の新鮮なあいさつから始まる。

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さっそくツーショットとなる。
今年還暦、年男のわたしと36歳の大平議員とはまるで親子みたいだ。実際わたしの長男も今年36になるのだから。

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米子市選挙区から3期目をめざす県議会議員の錦織陽子さんの必勝決意。
演題のまんさくの花も政治の春をと呼んでいる。

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いっせい地方選挙(統一地方選挙)とはいうものの、鳥取県は知事選挙、県議会議員選挙、そして町村議員選挙は日吉津、日野、日南の3町村だけである。町村合併により他の市町村はすべて中間選挙となっている。
日吉津村は、定数10名に2名の現職が議席確保に挑む。
隣まちの日野町は、定数10に現職の佐々木求さんが6期目を。
そして、わたしは5期目の挑戦となる。

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日本共産党の党員以外の人にはあまり知られていないかもしれないが、日本共産党は、先日の中央委員会総会で来るべき総選挙では得票率15%以上で850万票の得票をしようと意気盛んである。これは、昨年の躍進の流れをさらに前進しようというものであり、決して無茶な数字ではない。
とすれば、わたしのまち日南町でも町議会議員(定数12)を2名当選させることができるのである。

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長年の自民党政治によって壊されつづけてきた地方が、安倍政権流の「地方創生」ではなく、住民一人ひとりが安心して住みつづけられる町にしていくためにがんばる決意を3分の短いコマで述べた。
隣まちの佐々木議員が、イノシシの被害の深刻な実態と解体調理の術を語られたので、わたしも、「イノシシやサルの被害は、農村の人口減少と反比例すると、まんざら非科学的でもないようなことも付け加えた。

12月7日は、ミュージカルやると決めていた。

12月7日は、日南町ミュージカルを演ると、6月に決めていた。
で、安倍ちゃんが突然自己都合により解散・総選挙をやったものだから、ものすごく忙しい。
今回の作品は、ミヒャエル・エンデ原作の『モモ』を、モンデン・モモさんによる作・演出でありました。

IMG_0530  楽屋では、選挙のことについてあれこれ考えながら、せりふ覚えに没頭していた。今回は、「時間の節約は幸せへの道」と叫ぶ村人と

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時間の国の王様、マイスター・ホラーの二役だった。

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モンデン・モモ先生にメイクしていただいて、すっかり役に入れ込めた。
あたらしい出会いがいつも新鮮であるから、芝居は止められないけれど…。

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米価大暴落で、増原日南町長に要望

全国的な異常米価で、コメ農家は「コメつくって飯くえねぇ」と怒りと嘆きの声が渦巻いている。

こうしたなか、きのうは日本共産党日南町支部として「異常な米価に対する緊急の要請」を増原 聡・日南町長に行い懇談をしました。

要請には、支部長の福岡正純さんとわたしが参加、執行部からは増原町長と中村副町長が対応されました。

米価暴落要望書 2014年10月7日

懇談の中で増原町長は、「今年の低米価による農家所得の減少は、経営規模を拡大している生産法人ほど打撃が大きい。地方の努力がむくわれるよう機会あるたびに国会議員などに要請する」。「町村会はTPPに反対の立場を貫いているが、JAなど農業団体の動きが弱く諦めムードになっていないか心配だ」と話されました。

わたしは町長に、このまま国が緊急対策をとらない場合、日南町では1億5千万円の減収になる。日南町独自にでも価格保障対策(所得補償)を行うよう求めました。

町長からは、具体的な対策についての即答はありませんしたが、このままの低米価では来年からの生産意欲も減退するし、安定的な所得補償が農業発展の基礎であるという点については一致しているのでなんとかせねばという考えでした。

日本共産党は、国会議員団としてすでに西川農水大臣につぎのことを緊急に申し入れています。
1.政府として、過剰米の市場隔離をはじめ、コメにたいする需給調整に直ちに乗り出すこと
2.今年度の米直接支払交付金の10アール15,000円から7,500円に半減したことを撤回し、農家の経営安定対策をとること

安売りの目玉に新米コシヒカリ 値札を遠目にスーパー歩く

今朝、こんなチラシが新聞に折り込んであった。
日南町のコシヒカリも玄米1キロ260円であるから、私たちが出荷する30キロなら7,800円というプライスである。
精米にすれば、10キロで3,000円ほどになる。信じられない値段だ。確かに消費税増税などで消費者もたいへんなので安いがいいのには間違いないのだが…。

すでに幾度となく米価の暴落について述べたように、今年の生産者米価は農協の概算払いは30キロ4,600円である。

生産原価を割る米価に哭く稲作農家に対して何の対策も打たずにいる安倍首相が所信表明演説の終りのほうで述べた、「厳しい現実に立ちすくむのではなく、輝ける未来を目指し…」っていう言葉が、いつのどの時代よりも空疎に感じられたことはないのである。

わたしもスーパーで買い物をするが、今はこんな感じで店内を歩いている。

安売りの目玉に新米コシヒカリ 値札を遠目にスーパー歩く

10月は、

今日から10月。
安倍首相の所信表明演説を読んでいたら、ものすごく苦しくなった。
やれふるさとだの若者だの女性だのと喧しくしゃべっているけれど、中身がない。
安倍さん、悲観するなというけれど、あなたの言葉に悲観する。
悲観の根源は、安倍自公政権にあり。

秋は、9月定例会から。日南町議会の9月定例会が、9月9日から始まります

今年の8月は、青空を見上げることも少なく、集中豪雨による土砂災害など異常な年であった。
9月になれば少しは天気も回復するかと思いきや、どうもパッとしない。このまま日照不足が続けば、稲の収量もかなり減りそうである。

私にとっての秋は、9月定例会から始まる。
前年度の決算議会だから会期も長い。
9月定例会の会期日程⇒PDF

一般質問は、初日の9日に行われます。私は4番目で午後になりそう。
質問の通告内容(要旨)は、こちらPDF

9月定例会で執行部から提案される議案の概要は、こちらPDF

「アベノミクス」ってやっぱり毒矢。生産者米価大暴落


刈取り前のこの時期、毎年コメの生産者米価の概算金(生産者への仮払い金)が決定される。

しんぶん赤旗(2014.8.26)
きのうのしんぶん赤旗に、今年の米価の大暴落の実態が載っていたので、私の町の生産者米価を調べに農協に出かけたところ、上の表のように60キログラム換算で昨年より2,800円も下落しているのだ。
日南町では、生産見込み数量が124,000袋(30キログラム・自家消費含む)だから、単純に計算しても1億7,400万円の減収となる。それに、今年からコメの経営安定対策も10アール15,000円から半額の7,500円だ。
中山間地農業の基幹作物であるコメの価格が暴落すれば、他の畑作生産にも影響が出てくる。
今年は、日南町の特産品野菜のトマトも低価格で推移しており、国の価格保障制度に日南町独自の上乗せが検討されており、所得安定のために必要な措置だと考えているが、コメを含めた農産物全体の所得安定のために、国・県・町あげての対策が求められる。

「アベノミクス」で骨太方針・新成長戦略なるもので地方が再生あるいは「創生」できるとは微塵も感じられないのである。