農協の座談会に参加して

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ほとんどの農家は、単位(地域)農協の組合員である。
もちろん私も、正組合員だ。
きのうは、毎年この時期に行われている座談会に参加した。
たまたま、今朝の地方紙に農協の合併記事も載っていた。
私は、今の鳥取西部農協に広域合併したときには 、旧日南農協職員であったので、市町村合併と同じように農協の広域合併がもたらす弊害をいやというほど知っている。
ただし、合併せざるを得ない経営の実態も理解できないわけではない。
つまり、下のグラフのように農協の減少は、農家の減少と農産物の販売額の減少に比例しているからである。森林組合も生協も同じ協同組合。組合員が減れば組織の維持のためには再編もやむを得ないことはある。
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いま、安倍政権は規制改革のもとに「農協解体」を進めようとしており、開会した通常国会に法案を提出する予定だ。
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きのうの座談会で発言する機会があったのでわたしは、
〇政府は、当事者である農協や農家組合員ぬきで「解体」法案を提出しようとしている。農家組合員の経営とくらしをまもるために今こそ農協は力を発揮すべきである。
〇政府は、TPP交渉に反対するJA中央会を敵視していることは明らか。TPP反対の先頭にたってひきつづき農家とともに力を合わせようと。