どうも今年の盆はモヤモヤしていた。
戦後70年の節目の年なのに。
14日の安倍首相の談話を読んで、から騒ぎだったというか、安倍首相の常套句である「積極的平和主義」=「戦争法案」をあらためて確認したことであった。

10人の孫が元気にそろったことだけがいい盆となった。

わたしの町では毎年8月15日の終戦の日に成人式が行われる。
1月の成人の日は雪深いので足元が悪いと、もう46年ぐらい前からお盆の帰省を利用して行われている。

戦争の犠牲者を追悼する黙祷から式典は始まった。
増原町長は式辞で、戦後70年の節目の年に不戦の誓いや18歳選挙権、地方の再生とあたらしいまちづくりなどについて新成人に期待を込めて話された。

成人代表のあいさつもまた平和の尊さについて語る。

振り返れば、わたしが成人した40年前はベトナム戦争が終結した年だった。

いま安保法案に反対する高校生デモや学生の運動が大きなうねりとなっている。
衆議院では強行採決されたけれど、かならず圧倒的な世論で国会を包囲しよう。
決して若者を戦場に送ることはさせないために。