ムラサキシキブ この花の名がなぜ「源氏物語」の紫式部(ムラサキシキブ)なのかは、よく分からない。 「源氏物語」といえば、近世国文学者池田亀鑑による研究がよく知られているが、わたしの家のすぐ近くに氏の生誕の碑(日南町神戸上)がある。 そして、私の母校である石見東小学校には、「学才にあらず 閥派にあらず ただ至誠にあり」の石碑がある。 私は、この言葉をいつも心にしまっている。 でも私にとってのムラサキシキブは、初恋の花であり果実だ。