「音の階に生かされて、八月」は終わり

1874年創業のドイツ・フッペル社のピアノのことについては、いっぱい語られ、現存するそれぞれの場所でコンサートも行われてきた。

この写真は、去る8月21日に行われた「フッペル平和祈念コンサート」の第二部で上演した演劇『音の階に生かされて、八月』の一場面であり、舞台上に置かれたビアノは、もちろんフッペル(HUPFER)社だ。

わたしは、星野ヒカル子というペンネームでこの戯曲を書いた。稽古の期間は約1ヶ月という短期間だったので、参加できる子どもたちや大人をあらかじめ決めての「あて書き」だった。

演劇は、聖なる一回性といわれるので、劇場に足を運んだ方でないと、その機微は伝わらない。やがて、DVDにもなるのだけれど、再演して当日来られなかった人にも観ていただきたいと考えてはいる。

この舞台は、現在の日南小学校に統合される3年前の日野上小学校体育館での物語りである。フッペルピアノは、現在日南町総合文化センター・さつきホールのホワイエに置かれているが、3年前まで日野上小学校の体育館に置かれていた。

30分のショートドラマの予定が、50分の上演時間となった。

最後に歌った「八月の青空」という曲は、歌い続けたいと思う。

当日のパンフレットで、コンサート全体の雰囲気の一部が伝わるカも知れない。

キャストや「八月の青空」の詞も掲載されている。⇒2011フッペル平和祈念コンサートプログラムPDF

一年の中で八月は、戦争と平和についていちばん考える月だと思うので、いろんなバージョンで再演できればいいのにと、自分を励ましている。

台本は、この秋10月に発行される『にちなん文化』に投稿しているので、ご笑覧いただき、批評を楽しみにしている。

ということで、趣味が高じた八月は終わり、定例議会の9月となる。

「音の階に生かされて、八月」は終わり」への2件のフィードバック

  1. 久代 安敏 投稿作成者

    今度は、水田万里(みずたまり)じゃなくて、小田万里(おだまり)か吹田万里(ふきだまり)にしようと思う。

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