声に出して読んでみる、自分の言葉に置き換えて日本国憲法

読めばよむほどに、化けの皮がはがれてきている自民党の改憲草案が、国民から支持されなくなっているので、参院選を前にして「改憲の改憲で書き直そうか、もう一度」という動きになっていると伝えられてはいる。

もとより自民党は、1955年の結党以来何度も「改憲案」を出しては引っ込め引っ込めては出しているから、今に始まったことではない。

9条を変えたいがために96条を変えようというのだから、ほとんど信用されなくなっている。

国会、両院の3分の2の賛同が得られないような案なら最初から出すなって言いたい。

ということで、「九条の会・にちなん」が、鳥取県内の「九条の会」と連名で、参院選告示前にチラシを新聞折り込みしたのが、今朝のこと。

裏面には、憲法前文と、9条、96条や、6月23日の沖縄慰霊の日で朗読された詩も載せてある。

憲法前文を、小学校1年生の安里有生(あさと・ゆうき)くんが、自分で読み解いたのではなく、戦争と平和、沖縄のことを考えていたら、自然に憲法前文のような詩になったのだろうと感じた。

冷蔵庫のドアに貼っておいて、繰り返し読み直そうと思う、自分の言葉で。


九条の会・にちなん2013.7.2ビラ