「天体の植民地」は、「米軍の植民地」か

きのうは、在日米軍の低空飛行訓練の実態調査のために日南町を訪れた日本共産党の衆院議員・塩川鉄也さんらとともに、増原日南町長と懇談しました。

詳しくは、こちら⇒塩川議員のホームページの活動記録に載っています。

この写真をよく見てほしい。増原町長の後ろに掲げてある、日南町ゆかりの文豪・井上靖氏の写真と直筆の文章だ。

井上靖は、妻と子ども4人を疎開させていた日南町福栄のことを、「ここ中国山地の稜線 天体の植民地」と記念碑の碑文に記しているし、生前は、「世界平和アピール7人委員会」のメンバーでもあった。

その日南町は、米軍岩国基地から飛来する戦闘機の低空飛行訓練で爆音におののいているのだ。

平和で美しい「天体の植民地」が、「米軍のあるいは米国の植民地」化されることを拒否する日々なのである。

わたしの家の前から、大倉山を撮影されている塩川議員。
今後の国会での論戦で、「天体あるいは星の植民地」の声を届けてくださることでしょう。