議会報告と意見交換会、2日目ノート

議会報告と意見交換会2日目は、山上に出かけた。
毎年山上ではたくさんの方が集まり熱気に満ちている。

冒頭、「『地方創生』で、石破さんが担当大臣になったけれど、どうも今の政治は、この地域の実態は逆さまなような気がする」という声から始まったのが印象的で、地域の厳しい現実を目の当たりにしました。

住民のみなさんから出された質問や意見のおもなものをまとめると、
青い部分は、私が述べた意見、あるいは考え方です。

1.子どもが減って保育所が閉園になるのではないかと心配している。
たとえ少人数であっても、近くの保育所での希望がある限りつづけるべきだ。
いちど閉園するとなかなか元に戻らないので、今の保護者だけではなく、地域全体でよく話し合いをして、存続するようにすべき。

2.「中心地構想」で、生山・霞周辺ばかりにホームセンター、コンビニ、高齢者住宅などが計画されているが、ますます周辺部がさびれるのでは。
「コンパクトビレッジ」は過疎地の方策の一つではあるが、日南町における経済的基盤(農業・林業)をしっかり支えないと、町全体の活力が失われる。

3.町有林の活用はうまくできているか。
現在の町有林の実態について概略を説明し、「日南町林業のモデルとなるように議会としても積極的に提言していきたい」と述べました。

4.議会全体の活動は活発にやられているが、個々の議員活動がいまひとつ見えない。
議員活動に際限はないのですが、住民のみなさんからこうした意見が出ることを真剣に受けためなければなりません。

5.セントラルファーム(養豚団地)の排水問題を早く解決するよう、議会の取り組みを強化してほしい。
下の写真は、今年9月7日セントラルファームからの排水により発生した白濁水の状況です。
日南町、鳥取県が、行政処分もふくめて毅然とした対応が必要です。