町議予定候補者にはなかったけれど、「選挙と暮らしとエネルギー政策についての公開質問状」という企画がある

いっせい地方選挙があすの知事選挙から始まるのにつけて、「とっとり選挙たのしむウェスタ」というところが、知事予定候補と県議予定候補に公開質問状をおくりその回答を公開している。投票の参考になる。
(すべて、PDFファイル)
★20150303_知事県議選_質問依頼状 (1)

★20150323_公開質問状の回答一覧配布や掲載先

20150320_鳥取県4月選挙_知事候補

20150320_鳥取県4月選挙_議員候補4枚

「戦争立法」するなの意見書や介護保険制度の見直しを求める意見書を議決して、さぁ選挙だ

日南町議会は、任期最後の3月定例会最終日のきのう、
集団的自衛権の行使容認の閣議決定の撤回とこれを具現化する立法に反対する意見書を賛成多数で議決した。

この意見書の発議に賛成した議員はつぎのとおり。
議長を除き、古都久志議員、荒木博議員、藤原康則議員、久代安敏議員、古都勝人議員、坪倉勝幸議員、惠比奈礼子議員の7名。
反対した議員は、
足羽覚議員、山本芳昭議員、福田稔議員、三上惇二議員の4名でした。

意見書

意見書

「戦争立法」のたくらみを何としても阻止しなければならないと決意しています。
たまたまきのうの日本海新聞にも小林 節(慶大名誉教授)の集団的自衛権のコラムが載っていました。

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また、介護保険制度の見直しを求める意見書を6名の議員で発議し、賛成多数で議決しました。

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意見書全文は、つぎのとおりです。

介護保険意見書

任期最後の定例会の朝

きょうは3月定例会の最終日。2015年度一般会計などの当初予算の討論採決となる。 本会議場で発言するのも任期中最後となる。 あっという間の4年間だった。3.11東日本大震災とともに生きる4年間だった。 4年前は、民主党の菅首相がTPP交渉を初めて表明した政権でもあった。 ふりかえってみれば、地方分権とは名ばかりで、ちいさな町の地方自治体は国政に翻弄されつづけるのである。 いまの沖縄の基地問題がその象徴である。沖縄の民意を安倍政権は蹂躙し一顧だにしないのである。
そして、5月にも国会に提案するという「戦争立法」。
おととい、東京の日比谷野音や国会周辺で「NO安倍政権」の大集会が開かれた。(下の写真・記事リンク)

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地方自治体のどの問題も国政を抜きに考えられない。
ということで、わたしも4月21日公示26日投票の選挙で審判を受ける。
16年間の議員活動をふりかえりながら、住民の声を背に討論しようとこころ新たにする朝である。

4年間を振り返る

選挙は政策を有権者に示して支持を訴える。
2大政党ブームのころにしきりに使われていた「マニュフェスト」という言葉もこのごろ使われなくなったが、要は選挙公約である。
果たしてみなさんとの約束が実現できたのだろうかと、4年前の選挙公報の原稿をパソコンからデータをそのまま取り出してみた。

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ところで、日南町議会は今年2月に全国町村議長会から特別表彰を受けた。
ひとことで言えば議会改革にとりくんだ先進的な議会だということである。

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わたしも4年前の公約に開かれた議会活動の一つに「出前議会」というのを掲げた。
全議員で構成する「議会改革特別委員会」で議論を重ね議会報告会が実現できた。

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また、念願だった「住宅リフォーム(改修)助成条例」も全議員の発議で提案し実現した。
住民の暮らしをまもるためにさらに議員提案による政策を実現したいものである。

きょうは陳情審査

日南町議会の3月定例会も中盤となり、きょうは議会に提出のあった陳情と請願の審査となる。
陳情や請願は、所管の常任委員会で審査される。
経済福祉常任委員会では、介護保険制度の改正にともなうものが次の2件。
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町道の改良要望が1件。

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総務教育常任委員会では、わたしが紹介議員となっている「集団的自衛権の行使容認による海外派兵の立法を行わないよう求める」ものと

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「九条の会・にちなん」からの同様趣旨の陳情を審査することになっている。

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春だ選挙だ、青空にタニイソギ足元に火がつく

急に暖かくなった。
まぁ三寒四温というから、また雪が舞うかもしれないのだが。
道端にはタニイソギが咲いているし、ふきのとうもまだまだ食べられる。
遅ればせながら、4月21日公示26日投票の町議会議員選挙の準備となる。

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やっと宣伝用のチラシをつくってあいさつに歩き始めたところ。
3月定例会が24日までつづくのでなかなか思うようには宣伝できないのだが、
まずは地元から。

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PDF ⇒日本共産党にちなん地域しんぶん「まち」NO.57

 

ピケティさんは、日南町長の施政方針にも登場

今日から日南町議会の3月定例会が始まった。
初日は、増原町長の「施政方針」から。

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ついに、町長の施政方針説明にも「トマ・ピケティー」さんが登場した。
もちろん格差社会である。

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役場ではたらく職員さんも、正職員と臨時や嘱託職員ではその待遇に大きな格差があることも、なぜって考えなければならないのだ。

TPPでも、支離滅裂の安倍政権

いま雪の下で稲作農家は、今年の米の作付について思案している。
つい先日、作付面積やコメ政策の説明会があり、転作面積も若干ではあるが増えているからだ。
下の表のように、水田面積の約43%でコメ以外の農作物を作ることになっている。

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ところが、昨日からのニュースによるとTPPの日米2国間交渉で、米国産米を別枠で30万トン輸入するとの案が浮上しているとのこと。
すでにコメは70万トンはミニマムアクセスで輸入しているのにである。
「守るべきものは守る」と始めたTPP交渉参加。総選挙が終われば一気に交渉妥結に進むのではないかと危惧していたが、そのとおりだ。
安倍政権は、農家の所得倍増だの成長産業だの輸出だの地方創生だのと宣伝しているが、農家や農村を愚弄するまったくのデタラメである。
農産物の価格保障や所得補償の予算を削り、一部の大型農家だけに不十分な支援をしても農村は守れないことは現実が証明している。

耕作放棄地といういい方は、いかにも農家が農地を荒らしているかのように受け止められるが、国が政府が「耕作を放棄させている」のである。

農協の座談会に参加して

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ほとんどの農家は、単位(地域)農協の組合員である。
もちろん私も、正組合員だ。
きのうは、毎年この時期に行われている座談会に参加した。
たまたま、今朝の地方紙に農協の合併記事も載っていた。
私は、今の鳥取西部農協に広域合併したときには 、旧日南農協職員であったので、市町村合併と同じように農協の広域合併がもたらす弊害をいやというほど知っている。
ただし、合併せざるを得ない経営の実態も理解できないわけではない。
つまり、下のグラフのように農協の減少は、農家の減少と農産物の販売額の減少に比例しているからである。森林組合も生協も同じ協同組合。組合員が減れば組織の維持のためには再編もやむを得ないことはある。
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いま、安倍政権は規制改革のもとに「農協解体」を進めようとしており、開会した通常国会に法案を提出する予定だ。
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きのうの座談会で発言する機会があったのでわたしは、
〇政府は、当事者である農協や農家組合員ぬきで「解体」法案を提出しようとしている。農家組合員の経営とくらしをまもるために今こそ農協は力を発揮すべきである。
〇政府は、TPP交渉に反対するJA中央会を敵視していることは明らか。TPP反対の先頭にたってひきつづき農家とともに力を合わせようと。

イノシシやサルの被害件数と人口は反比例する。国会が始まる、地方選挙も始まる

今日は、米子市内で今年の地方選挙の「勝利のつどい」(日本共産党鳥取県西部地区委員会主催)が開かれ参加しました。
先ずは、昨年末の総選挙の比例中国ブロックで当選した大平喜信衆院議員の新鮮なあいさつから始まる。

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さっそくツーショットとなる。
今年還暦、年男のわたしと36歳の大平議員とはまるで親子みたいだ。実際わたしの長男も今年36になるのだから。

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米子市選挙区から3期目をめざす県議会議員の錦織陽子さんの必勝決意。
演題のまんさくの花も政治の春をと呼んでいる。

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いっせい地方選挙(統一地方選挙)とはいうものの、鳥取県は知事選挙、県議会議員選挙、そして町村議員選挙は日吉津、日野、日南の3町村だけである。町村合併により他の市町村はすべて中間選挙となっている。
日吉津村は、定数10名に2名の現職が議席確保に挑む。
隣まちの日野町は、定数10に現職の佐々木求さんが6期目を。
そして、わたしは5期目の挑戦となる。

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日本共産党の党員以外の人にはあまり知られていないかもしれないが、日本共産党は、先日の中央委員会総会で来るべき総選挙では得票率15%以上で850万票の得票をしようと意気盛んである。これは、昨年の躍進の流れをさらに前進しようというものであり、決して無茶な数字ではない。
とすれば、わたしのまち日南町でも町議会議員(定数12)を2名当選させることができるのである。

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長年の自民党政治によって壊されつづけてきた地方が、安倍政権流の「地方創生」ではなく、住民一人ひとりが安心して住みつづけられる町にしていくためにがんばる決意を3分の短いコマで述べた。
隣まちの佐々木議員が、イノシシの被害の深刻な実態と解体調理の術を語られたので、わたしも、「イノシシやサルの被害は、農村の人口減少と反比例すると、まんざら非科学的でもないようなことも付け加えた。