きのう片山善博知事は、次期知事選に出馬しないことを表明した。公共事業の見直しや西部地震での個人補償や情報公開で｢改革派」の知事と呼ばれていたが、その一方では、米子空港の滑走路延長や同和行政の継続などの問題点もあった。

　効率第一主義の人事評価制度の導入や見直しされているものの、鳥取県人権救済手続条例の制定や、裏金問題の発覚への対応もはっきりしていない。

　それにしても今回の3選不出馬表明は、無責任のそしりはまぬがれないように感じる。