なんだか女優有馬稲子さんのお話しを聞きたい気分

今週のしんぶん「赤旗」日曜版に、女優の有馬稲子さんが登場している。

有馬稲子といえば1960年の映画『通夜の客よりーわが愛』で佐分利信と共演。勿論原作は井上靖の『通夜の客』だ。原作では日南町の福栄が舞台になっているが、ロケは信州かどこかで行われたとのこと。井上靖は、家族を日南町に疎開させていたことから文学碑がある。

有馬稲子といえば1961年の映画『ゼロの焦点』にも登場している。原作は、松本清張で映画もテレビも幾度となくリメイクされてきた名作である。松本清張は、父峯太郎の生誕地と言うことで都合4回は日南町を訪れ、講演会も開かれたことがあり、文学碑がある。

有馬稲子といえば10年以上前から『源氏物語朗読会』を開かれている。10月には横浜市内で「若菜」(瀬戸内寂聴・訳)を朗読されるとのこと。源氏物語といえば池田亀鑑につながる。池田亀鑑は、日南町で生まれ『池田亀鑑文学碑』がある。

ということで、なんだか有馬稲子さんのお話をじっくり聞きたい気分になりました。