グループホーム「あさひの郷」

きのうは、日南町グループホーム「あさひの郷」の竣工式があり出席した。介護保険制度が始まって12年目、依然として特養ホームへの待機者は多い。

増原町長は、待機者問題の解消のためにグループホームの増床が急務で、就任後すぐに取り組んだとあいさつ。

町長から表彰状を受け取っていられるのは、「あさひの郷」の命名者である角田さん。

新しいグループホームは、社会福祉法人「日南福祉会」が指定管理に指定されている。

日南福祉会の安東理事長(写真)は、日南病院の事業管理者でもあり、医療・保健・福祉の連携をすすめてこられた先駆者でもある。

事業の概要は

入所定員 18名 (認知症対応型共同生活介施設)

総事業費 174,216千円

財源内訳 国庫交付金   26,250千円 過疎債 138,900千円 一般財源 9,066千円

木造平屋建てで、町産材を多く使用しての建築となっている。町内業者が建築を請け負ったことで経済的な波及効果も大きい。

ただ、施設を運営する日南福祉会が、建設費用の負担をすることになっており(過疎債償還額の約20%)わたしは公設民営なら負担金を減らすべきだと議会で要求しているのだが、どうも受け入れられない。