一事不再議

一事不再議の原則というのがある。

まぁ、ことばはむつかしいが、意味は簡単で、同一会期内に、いったん決めたこと(議案)は、再び審議しないということ。

国会ではきのう衆院本会議で「内閣不信任案」が否決されたが、「野田さん、いつ解散するの?」としつこく迫る自民党に、

「まぁ、近いうちにやりましょう」と答えた野田首相。

今の会期中に解散はしないノダ。

もし仮に野田首相が解散に踏み切るとすれば、民自公ないしは民自の大連立政権を密約しているのかもしれない。

いずれにしても、自民党はもう「不信任案」を提出することはできないのだから、ただじっと待つだけである。

ただし、解散後の総選挙のマニフェストに「民自公政権で決められる政治を!」を掲げれば、解散もありかな、と推測しているのだが…。

これに大阪や名古屋の「維新」が加わって、というか群がって、

「決められる政治」の大キャンペーンが始まりそうだ。

怖いこわい。