日南町議会が、セントラルファームへ申し入れ

10月25日発行の議会だよりで既報のとおり、

日南町議会は、11月1日付でセントラルファーム鳥取農場の汚水問題などに関して、次の内容で文書による申し入れを行いました。

一日も早い改善が求められます。

セントラルファーム株式会社
代表取締役社長 上 原 正 紘 様

             申 し 入 れ 書

今般、貴社鳥取農場内において、汚水処理施設の劣化が原因と推察される農場内からの汚水流出事故が発生し、約2.7haに及ぶ下流域の水田では、甚大なる被害が発生、次年度以降の作柄への影響も懸念される状況となっている。また、農場内では、家畜排せつ物法に抵触する排せつ物の不適切な管理が行われ、県がその指導にあたるなど、貴社鳥取農場での排せつ物管理は、とても企業責任を果たしている状況とは言い難い。
 そして、汚水流出事故の現場確認中には、森林法に違反する未届けの林地開発の実施が露呈するなど、地域住民は多大な不安を抱いている。
 本町では、町民の健康で快適な生活環境を確保するため「日南町環境基本条例」、「日南町地下水保全条例」を制定し、日野川源流の町として鋭意努力をしているところであるが、今回の事案は誠に遺憾である。
 よって下記事項を早期に改善されるよう強く申し入れる。

                    記

・家畜排せつ物は適切に処理すること。
・場内からの排水(雨水を含む)を厳格に管理すること。
・地域住民に被害が及ばないよう協定書を遵守すること。
・「森林法の違反行為に係る改善計画書」を早期に提出し対応すること。

                                       以上