ここに来て、麻生首相もやけくそになっているような気がする。たとえば『高額所得者には自発的に辞退を促すことが望ましい』と12,000円の給付金を『わたしは、税金結構まけてもらっていますので、政府に支援していただかなくても大丈夫です』と、自主返納、あるいは受け取り拒否してもらうように今日の記者会見で述べたとのこと。
自主返納は、悪さをした官僚たちがボーナスを返納したとか、給料の一部を返納したとかいうことがあるが、高額所得者は自主返納しなければならないほどに悪事をはたらいているのだろうか?税金泥棒したのだろうか?それに近いことを続けていることはまちがいない。株取引の税金なんてわずか10%だし、大企業は法人税をバカスカまけてもらっているのだから…。
でも摩訶不思議だ。高額所得者とはいったいどのくらいの所得を指すのだろうか?どのくらいの国民が『わたしは高額所得者だ』と感じているのか見ものである。
さてわたしはこの際、自主返納するほどの高額所得者ではないし、さりとて『ありがとうございます』と素直に受け取る気にもなれない。
『受け取り拒否者には消費税1%引き下げます』というのもあってもいいのでは…。
おなじ2兆円を使うなら、消費税を1%下げたほうがよほど経済効果はある。
私も自主返納派です。
選挙目当ての施しには気分を害しています。
2兆円あればどれだけのことが出来るのでしょうか!